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Web2.0の本当の意味
2006 0925
近年、Web2.0に関して誤解が広まっているように思われます。
特にITの有識者やライターが「Web2.0っていうけど、何も新しいものはないじゃないか」
「Amazonは昔からビジネスをやっていたじゃないか」と書かれることが多いようです。
Web2.0とは、インターネットとWebが世帯にまで広がった結果、もたらされた社会の変化
(潮流)であり、技術を指す言葉ではありません。むしろ、枯れた技術が使われている
ことが優れた特長となっています。
下図は日本のインターネット利用率の推移を示したものです。米国では、日本よりも
立ち上がりは速かったのですが、Webの軽快な利用に必要なブロードバンドの普及は
アジア諸国よりも遅れている状況でした。

Amazonは94年からビジネスを始めていますが、もちろんその頃は一般家庭でインター
ネットを使っている方はほとんどいませんでした。ですから、ロングテールどころか、
ビジネスの存続自体が危ぶまれたものでした。
しかし、図のように大多数の世帯がインターネットおよびWebを利用するようになると、
「ロングテール」、「ユーザの相互貢献(レビュー等)」などの効果が現れ、ビジネスの
流れが急速に変化します。これが「Web2.0」という潮流です。
家庭のユーザもインターネットやWebを自由に使えるようになったため、家庭向けの
情報提供もインターネット&Webが当たり前になっています。家電機器もWebインタ
フェースを持ったものが増えています。このため、消費者自身やベンチャー企業が
サービスを開発することも容易になっています。まさに「全員参加型社会」ですね。
もし、これが新しい技術で、高額な機器やソフトウェアが必要であったら、消費者や
ベンチャーが利用することは難しく、現在のような状況はなかったでしょう。枯れた
技術だからこそ、普及が進んでいるわけです。
「Web2.0」をBuzzワードで終わらせないように、きちんとした理解を広めていくことが
重要と考えています。
投稿者 事務局 遠山 : 2006年09月25日 13:27
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