Web2.0
3月20日は、第6回SNS, blog, RSS, Wiki等を活用した業務改革研究会です。
たぶん、もう少々、入れると思います。
http://www.ennetforum.org/meeting_200703.html
今回は「集合知」のナゾに迫りたいとも思っています。
集合知には、情報の集まり(Collective Intelligence)と群集の英知
(the Wisdom of Crowds)があるそうで、ただ集めればよいというものでも
ないようですね。
例えば、同じ情報を持っている人が集まっても、同じ情報しか溜まりませんから
1+1=1と言えるかもしれません。

ですが、同じ情報がたくさん集まれば、「信用」という新しい価値も生まれそうです。

さらに、1+1=2、1+1=3となるにはどうしたらよいでしょうか。
その辺のトピックをパネルディスカッションで振りたいと思います。
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Web2.0
「Web2.0の真の意味」でも書きましたが、Web3.0の時代とは、技術がどうの、
ビジネスがどうの、というより、Webにより人も社会もさらに変わる時代と考えられます。
例えば、近年、PLC(電源コードで通信する技術)が話題になっていますが、
それが普及するとどうなるでしょうか。
現在は家の中だけに限られていますが、数年後の住宅ではルータが配電盤に入っていて、
コンセントを繋ぐだけでインターネットに繋がることも普通になっているかもしれません。
そうなると消費者にとって家電は、「いろいろ設定しないといけない面倒な機械」から
「コンセントに繋ぐだけで使える便利な機械」に再び、戻ると想像されます。

画面にはWebブラウザが表示され、「買い物をしますか?」と聞かれてリモコンで「はい」を選ぶと、
意識せずにインターネットに繋がっているかもしれませんね。その場合、消費者はせっかく
インターネットを意識せずにWebの恩恵を受けられるのですが、逆にセキュリティの観点で意識
させないといけなくなるかもしれません。
5年後の生活、常識、社会はどうなっているのか、いろいろ考えてみたいと思います。
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Web2.0
最近、ブログの更新が滞りぎみでしたが、実は「Web2.0の真の意味」という資料を
作成していまして、ようやく公開することができました。
「Web2.0の真の意味」ダウンロードページ

「新しい技術なんてないじゃない」「ロングテールなんてわが社には関係ない」
と思っていらっしゃる方々に、ぜひ読んでいただきたいと思っています。
みなさんから御意見をいただき、どんどん更新していきたいと思いますので、
コメントよろしくお願いします。
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Web2.0
先ほど、「Web2.0」をバズワードで終わらせるべきではないと書きましたが、
TIME誌の今年のPeson of the Year に「You(あなた)」が選ばれたそうです。
http://www.time.com/time/
CNNニュース http://cnn.co.jp/usa/CNN200612170002.html
「これまでにないデジタル民主主義というものを形成し、報酬を得るわけでもなく、
しかしその道のプロ顔負けの仕事をしている」ことが理由だそうです。
まさに、アルビン・トフラーさんが第三の波で予言した「プロシューマ」の世界ですね。
タイトルの下のメッセージも洒落が利いていますね。
Yes, you. You control the Information Age. Welcome to your world.
企業が消費者に商品・サービスを提供する時代から、消費者が主人公の時代へ。
消費者は、Webサービス技術(SOAP/XML,WSDL)を活用し、何でもマッシュアップ、
ブログ等のCGMを活用し、自らがエヴァンジェリストとなり、他の消費者に提供する。
消費者と消費者の連環の中に、どのようにビジネスモデルを持ち込むかが課題ですね。
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Web2.0
梅田さんのブログで「ウェブ進化論」に次ぐ「ウェブ人間論」が紹介されていますね。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061217
さっそく買って読んでいますが、梅田さんが平野さんに、インターネットやWebブラウザを誰でも
利用できる環境になったという利用者側の変化がWeb2.0の潮流をもたらしたと説明されています。
以前にも書きましたが、総務省の調査では、家庭からのインターネットは日本だけで5000万人。
Googleも広告モデルでペイするようになりましたし、Amazonもロングテールで利益を上げられる
ようになりましたが、その原因は家庭ユーザの増加にあります。
また、ブログ・SNSのようなCGM(Consumer Generated Media)により、マスコミには報道されない
事実も、消費者から発信されるようになりました。

さらに、Webサービス(SOAP/XML等)によるマッシュアップ、アプリケーションの無料提供&API公開、
消費者が開発した情報家電や証券発注のWebインタフェースの普及(プロシューマ化)など、
以前では信じられない状況も発生しています。
これらはすべて、Webの恩恵と言えます。まさにWeb2.0ですね。
にも関わらず・・・
「Web2.0」という言葉は、私の周りでは不評です。
「意味が分からない」「GoogleやAmazonなんて昔からあった」「技術的に新しくない」という方が
多いのです。

将来的には、企業情報システムも広告モデル型SaaS(Software As A service)になり、
IT業界がひっくり返るかもしれませんし、弊社が事務局を努めている別のコンソーシアムでは、
BA(ビル・オートメーション)、HA(ホーム・オートメーション)、公共インフラ(道路、駅等)などを
Webサービスにより、自在に接続する世界を検討しています。


気がついていない人たちがWebX.0の潮流から取り残されないように、「Web2.0」をバズワードで
終わらせるべきではない、と考えています。
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Web2.0
近年、Web2.0に関して誤解が広まっているように思われます。
特にITの有識者やライターが「Web2.0っていうけど、何も新しいものはないじゃないか」
「Amazonは昔からビジネスをやっていたじゃないか」と書かれることが多いようです。
Web2.0とは、インターネットとWebが世帯にまで広がった結果、もたらされた社会の変化
(潮流)であり、技術を指す言葉ではありません。むしろ、枯れた技術が使われている
ことが優れた特長となっています。
下図は日本のインターネット利用率の推移を示したものです。米国では、日本よりも
立ち上がりは速かったのですが、Webの軽快な利用に必要なブロードバンドの普及は
アジア諸国よりも遅れている状況でした。

Amazonは94年からビジネスを始めていますが、もちろんその頃は一般家庭でインター
ネットを使っている方はほとんどいませんでした。ですから、ロングテールどころか、
ビジネスの存続自体が危ぶまれたものでした。
しかし、図のように大多数の世帯がインターネットおよびWebを利用するようになると、
「ロングテール」、「ユーザの相互貢献(レビュー等)」などの効果が現れ、ビジネスの
流れが急速に変化します。これが「Web2.0」という潮流です。
家庭のユーザもインターネットやWebを自由に使えるようになったため、家庭向けの
情報提供もインターネット&Webが当たり前になっています。家電機器もWebインタ
フェースを持ったものが増えています。このため、消費者自身やベンチャー企業が
サービスを開発することも容易になっています。まさに「全員参加型社会」ですね。
もし、これが新しい技術で、高額な機器やソフトウェアが必要であったら、消費者や
ベンチャーが利用することは難しく、現在のような状況はなかったでしょう。枯れた
技術だからこそ、普及が進んでいるわけです。
「Web2.0」をBuzzワードで終わらせないように、きちんとした理解を広めていくことが
重要と考えています。
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Web2.0
ロングテール (Long Tail)
オライリーさんは、"What Is Web 2.0"の中で、"ロングテール"として、
Google AdSenseを挙げています。
ご存知の通り、ロングテールとは「(大多数を占める)売れ筋でない商品」であり、
Amazonでも、これが売上の結構な部分を占めるそうです。

「優れた曲を書きながら無名のまま消えていった70年代ミュージシャンのアルバム」、
「偉大な映画監督が無名時代に録り、本人も無かったことにしているB級映画」など
一般に人は見向きもしない作品に愛着を感じる私にとっては、ありがたいですね。
儲けは少ないとは思いますが、それを商品化することに文化的な意義を感じる企業スタッフと
それに愛着を感じる人々を結びつける場を与えてくれますので、文化の振興という意義もありそうです。
オークションもまた、同じ仕組みを実現していますね。

Web2.0では、ブログやSNSなど、ニッチなニーズを持った人たちが集まる場を提供し、
オンラインショップでニッチな商品を購入できるなど、「価値の多様性を尊重する世界」
が実現されていると言えそうです。
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Web2.0
顧客が貢献者 (User as Contributor)
オライリーさんは、"What Is Web 2.0"の中で、"User as Contributor"として、
Amazon顧客による商品レビューやebayオークションのユーザ評価システムを挙げています。
つまり、顧客同士が貢献し合う世界がWeb2.0ということですね。
以前、「ウチのシステムはベストプラクティスで云々」と宣伝しているシステムを使ったところ、
あまりの使い辛さに呆然としたことがありました。確かに、商品やサービスを提供する側は、
自社に不利な情報は出さないですね。
それに対して、顧客が商品を評価するコミュニティがあれば、良いところも、悪いところも、
そのまま書かれていると期待されます。もちろん、個人差はありますが、たくさん集まれば
正確になるのではないでしょうか。

このように、インターネットやWebをベースに実現された、「顧客同士が助け合う世界」が
Web2.0ということでしょう。企業としても、顧客としてもありがたいですね。
最近、ある携帯音楽プレーヤーの操作ソフトをダウンロードしたら、中身が表示されなくなり、
サポートに電話したところ、「保証期間が過ぎているので、サポートは有料です」と言われ、
途方にくれました。
しかし、ユーザ掲示板を見たところ、「新しいバージョンにはバグがあるので要注意」、
「トラブルの場合、ファームウェアもバージョンアップすれば直ることがある」と書かれており、
さっそく試したところ、動作するようになりました。
メーカーの方では、ユーザから報告が殺到して初めて対応を始め、バグを検証してから修正し、
やっと公表になりますので、論理的に考えても、ユーザの方が情報は早いわけですね。
しかもユーザの中には、やたら技術や知識が豊富で、何がモチベーションなのかは不明ですが、
自分でせっせと検証を繰り返して、詳しいトラブル対策情報をアップしてくれる方々がいます。
このような、大衆の中の"スーパー貢献者"の存在がWeb2.0のカギと言えそうです。
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Web2.0
急進的な分散 (Radical Decentralization)
オライリーさんは、"What Is Web 2.0"の中で、"Radical Decentralization"として、
BitTorrentを挙げています。BitTorrentは、WinnyのようなP2Pソフトですが、利用者の匿名性を
保つ機能が弱いため、現在は、オープンソースなど違法性のない利用が中心だそうです。
Webサイトや昔のP2Pソフトウェアでは、人気があるコンテンツにアクセスが集中すると
レスポンスが低下し、それを改善するためには、コンテンツを保有する人がPCや回線を
増強したり、ミラーサーバを立てたりする必要がありました。

Webサイトや以前のP2Pソフトウェア
しかし、例えばBitTorrentでは、何らのコンテンツをダウンロードした人は、
そのコンテンツの一部を自分のPCに載せ、他人にダウンロードさせる仕組みとなっています。
このため、人気のあるコンテンツは、たくさんのユーザのPC上に載ることになります。

現在のP2Pソフトウェア
このため、「人気があるコンテンツほどアクセスしやすい」という、
不思議な(でも便利な)状況が生まれるわけです。
また、誰かがもっとコンテンツをダウンロードしようと、ディスク容量や回線を増強すれば、
他人からその人のPCにアクセスする場合の環境も増強されますから、
「自分のための行動が他人のためにもなる」というわけです。

「エンドユーザの欲求エネルギーで回る永久機関」
このような「使えば使うほど便利になる」という不思議な世界がオライリーさんのいう
Web2.0、「参加のアーキテクチャー(architecture of participation)」です。
個人的には、「エンドユーザの欲求エネルギーで回る永久機関」と考えています。
企業の中でも、「現場の社員の欲求エネルギーで回すシステム」を構築できるかが
カギではないでしょうか。
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Web2.0
充実した利用体験 (Rich User Experience)
オライリーさんは"What Is Web 2.0"の中で、"Rich User Experience"として、
Google マップやAJAXを挙げています。
ご存知の通り、Google マップはとても面白いインタフェースですが、
なぜ、"Rich User Interface"ではなく、"Rich User Experience(体験)"なんでしょうか。
○「誰でもすぐに体験できる」がWeb2.0!
どんなに素晴らしいインタフェースが作っても、お客さんが上司に説明して、承認をもらって
買ってきて、インストールして、ようやく利用できるようでは、とても普及はしないでしょう。
何より、Gooleマップのようなインタフェースを、口で説明するのは大変ですよね。

でも、Webやインターネットの世界なら、面白いソフトウェアをブラウザを使ってすぐに体験できます。
上司やお客さんに説明するのも簡単ですし、ブログやSNSでもクリック一つで体験できますから、
急速に普及するわけですね。

この「誰でもすぐに体験できる」がweb2.0の重要な要素ということですね。
まさに、インターネットとWebの普及がもたらした恩恵と言えます。
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Web2.0
先日、第3回研究会でWeb2.0を取り上げ、ネットビジネスではなく、
一般企業にどのような影響を与えるかという観点で議論を行っています。
本ブログでも、Tim O'Reillyさんの"What Is Web 2.0"を参考に、
Web2.0についての事務局なりの解釈を書いていきたいと思います。
(O'Reillyさんの記事はこちら)

O'Reillyさんが示したWeb2.0の図の上に並んでいる項目の一つです。
ブログは、従来の「出版」から、みんなが「参加」してコンテンツを作る新しいメディアで、
・引用した人と引用された人が繋がる(トラックバック)
・どんどん広がっていく(引用した日記を別の人が引用し、それを別の人が引用し・・・)
・読み手もコメントで参加できる(総務省の調査では読むだけの人は書く人の5倍)
といった効果により、広がっていきます。

それが、ブロゴスフィア(blogosphere)と呼ばれる「特定の興味を持つ人の集まり」を形成します。
その大きさが注目度の高さを表し、他の人もちょっとのぞいてみようと思うわけです。
これが「玉石混淆の情報の中から玉を選ぶ手段」にもなっているわけです。

面白い記事を書けば、たくさんの人の注目を浴び、アフリエイトなどの広告料ももらえ、
もっと書きたくなる。
そのような、「使えば使うほど得をする」のがWeb2.0ということですね。
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