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第3回研究会報告-Web2.0による企業の変化-その4
2006 0711
ここで会場から、「福岡氏の前回の講演で、社内ブログやSNSは社内の階層を
無くす可能性があるため、抵抗勢力があるという話があったが、Web2.0も同様に
社内に矛盾を抱える可能性があるのではないか。」という質問がありました。
これに対し、福岡パネラは、「社内の抵抗勢力と思っていた人たちと話を
してみたら、彼らも行き詰まっており、ボトムアップで使われていくシステム
を導入したいと考えていた。従来のように情報システムを上から使わせよう
とする方法は無理があるという認識が生じている。」と回答されています。
正に情報システム部は、情報システム部2.0になることを差し迫られている状況
であり、Web2.0は知らなくても課題を認識されている方々も増えているのでは
ないでしょうか。
次に、福岡パネラから、マズローの「五段階の欲求」について説明がありました。
「人間には『五段階の欲求』があり、低いレベルの欲求が満たされないと上の
段階の欲求が起こらないという説であるが、実はマズローは第六段階
「コミュニティ発展の欲求」があると考えていたと言われている。」
「アメリカでは、オープンソース等のコミュニティへの貢献を認めないと優秀な
技術者が離れていってしまうため、企業がそのような活動を評価する方向にある。
日本では、社員の評価制度が変わる方が先か、世代が変わる方が先か。」
SOAやSaaS、オープンソースの一般化により、企業の情報システム部がマッシュ
アッパーになるためには、その能力を持った優秀な技術者を確保する必要が
ありますので、社員の評価制度の改革は必須かもしれません。
最後に、各パネラより、ひと言、いただいています。
「Web2.0は概念であり、今後、インターネットはどうなっていくか、を考えていく
ことが重要。(篠田パネラ)」
「主導する人たちが、ポジティブな視点から入ることが重要。(内藤パネラ)」
「Web3.0、Web4.0と、使っている人の経験の蓄積により発展していくと期待される。
これからも社内のイントラ上で経験知を溜め、enNetforumのブログでも公開して
いきたい。(福岡パネラ)」
今回は、座談会ということで、ざっくばらんな進行をしていますが、多くの収穫が
あったと考えています。特に、ブログとWeb2.0の関係、導入や活用に関する留意点、
さらには、企業の情報システム部の今後のあり方については、重要な意見が出たと
考えております。
enNetforumでは、今後も、このような話題について、検討を行っていきたいと考えて
おります。皆様のコメントをお待ちしております。
投稿者 事務局 遠山 : 2006年07月11日 23:06
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