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第4回研究会報告(その2)
2006 1024
ここで中島コーディネータより、社内ブログ・SNSに参加してほしい人が参加してくれているか、
参加してくれたとしてもどうやったらその人の知識を共有できるか、との問いかけがありました。
これに対して奈木野パネラからは、導入当初はとにかく何か書いてもらうことに苦労するが、
その内に良いことを書く人、ピントがずれている人などが出てくる、しかし本当に参加して
欲しい人は多忙なため参加は難しいという発言がありました。また、ベテラン営業の知識、
経験、勘所などはなかなか出てきませんが、何らのテーマを用意するなどのきっかけで
出やすくなる、との説明もありました。
次に、中島コーディネータより池内パネラに対し、社内コミュニケーションシステムにおいて、
コーディネータがどのように活躍していくか、その仕組みについて質問がありました。
これに対して池内パネラより、いくつかのコミュニティでは専任スタッフが手伝い、いくつかでは
熱心な人がいて自主的に運営するなど、コミュニティ毎に異なる状況であると説明がありました。
自身の業務に密接に関係しているコミュニティは比較的スムーズに運用されており、仕事と
直接関係ないコミュニティでコーディネータの役割を熱心に果たしている人もいるとのことでした。
ここで中島コーディネータより、社内ブログ・SNS導入企業では社員の成果の上げ方が変わって
きており、蓄積してきた経験知を社内ブログ・SNSでの発言やコミュニティのコーディネートという
形で会社に還元し、寄与するようになっているのでは、という推測が述べられました。
これに対し、福岡パネルは、高い知的生産性を求められ、かつ環境変化が早い業界は
社内ブログ・SNSが有効であり、NECでは80%は定常業務、20%は創造的な業務と設定されて
いるが、それを逆転させる可能性がある、と述べています。福岡パネラは前回の研究会で、
Web2.0企業は人事評価制度改革か、世代交代かどちらかが起きないと実現できないと述べ
ましたが、今回は、他の社員の役に立つ情報を出すことが業務として、また個人の業績として
認められるべきとの指摘もありました。
また、中島コーディネータより、ビジネスにおいてはアイデアをオープンにすることが重要であり、
自分の島の中に閉じこもっている人をどう参加させるかについて、パネラに問いかけがありました。
これに対し、池内パネラからは、コミュニケーションが活発な人は、例外なく本業も非常にできる人
であるので、参加は進むのではとの発言がありました。
以前、Web2.0の特集も行いましたが、インターネットやWebが企業や家庭まで広がった結果、
インフォーマルな情報共有が良し悪しに関わらず進展し、インターネットを駆使している人として
いない人の情報格差は著しいものがあります。企業でも同様に、知的生産性を求められるほど
社内ブログ・SNSの活用が必須となり、利用の有無による情報格差が拡大するかもしれませんね。

投稿者 事務局 遠山 : 2006年10月24日 10:55
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