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EGM-WGセミナーのパネルディスカッション報告
2008 0407
遅くなりましたが、3月11日に開催したEGM-WGセミナーのパネルディスカッションの概要を報告
したいと思います(他のサイトでも、既にしっかり報告されていますが)。
さて、今回のセミナーでは、携帯電話から投票できる集計システム(仮称:WOCシステム)を利用
しています。1から4までの数字を選ぶことで、会場でアンケートを行うことができますし、言葉を
入力することでタグクラウド(投票が多いキーワードほど大きなサイズで表示されるしくみ)で表示
することもできます。
(クリックして続きを表示)
冒頭でモデレータの福岡さんがパネルで取り上げて欲しい「キーワード」をお願いしたところ、
質問文などの長文を書かれている方が多く、タグクラウドにはならなかったようです。
■WOCシステム(仮称)で入力されたキーワード
「喧嘩目的の設定」、「個としてあるいみ無責任に発信された情報をビシネスとして利用する場合、
責任についてはどうなるのか?例えば、wikipediaの内容は客に説明できるのか?」、
「社内twitterでも機能する?」、「kmのいき詰まりを越えられる」「社員外従業員の利用」、
「情報漏洩」「障壁の乗り越え方」、「集まった情報の活用方法で具体的なもの」「実名か匿名か」、
「誹謗中傷炎上」「大企業情報管理」、「ビジネスインテリジェンス」、「大規模運用ならではの注意点」、
「仕事と遊びの区別」、「bi炎上誹謗中傷」、「秘匿性の維持とその呪縛からの解放」、「メリット」、
「投資効果の測定」、「中間管理職」、「失敗事例の原因」、「組織階層の必要性」、
「抵抗勢力の取り込み、または切り捨て」、「自由な情報発信」、「ガンダム」
つぎに、イノベーションを起こそうとするとき、参加者の所属企業・団体では、トップがアイデアを
持っていて社員に実行させるのか、アイデア策定から社員にやらせようとするのか、投票いただき
ました。投票結果は、以下の通りでした。
■携帯電話投票
1.トップのアイデアを社員が実現 39
2.社員のアイデアをトップが実現 43
ここで、浜屋さんから「『創発ウェア』としてのEGMの可能性」というタイトルでプレゼンをいただき
ました。「創発」というのは、多数の人やモノが集まることにより、全体として、個々の特性とは違った
特性が現れる現象ですが、組織の中でも社員がコミュニケーションを行うことにより「創発」の効果が
期待されるとのことです。
社員による「創発」は、現在話している相手以外の社員も潜在的な参加者としてコミュニケーション
の中に含めたり、組織の境界をあいまいにするなどにより促進されるため、EGMが効果を発揮する
と期待されますが、いつ何が生まれるか想定できない、無駄なコミュニケーションならないか、
といった課題もあるそうです。
福岡モデレータからは、浜屋パネラの「創発」においても、福岡モデレータの「偶発性」においても、
重要なのは人間関係であり、まず最初にゆるい社員の繋がりをたくさん作ることが重要というコメント
がありました。また、枝松パネラからも、日立でもSNSを立ち上げて4ヶ月後に中間報告会として
交流会を開催したところ、その関係がさらにSNSにフィードバックされたとのことで、リアルでの
つながりが大切というコメントがありました。
ここで、今度は丹野パネラからプレゼンをいただきました。まず、丹野さんが事務局を務めるiUG
(intra BLOG/SNS Users Group)の紹介の後、日本IBMシステムズエンジニアリング、某小売業
および総務省のEGMの事例紹介がありました。その中では、本来、確定するまでは出て来ない
不具合の情報が、疑わしい段階から交換できるようになったなど、具体的な効果が挙げられています。
これに関して福岡モデレータより、NECでもEGM上で、組織を越えて社員と社員が繋がるという
例があるが、そのきっかけが雑談の場合もあるとのことでした。また、中沢パネラからは、企業が
知らないことをいかにマネージメントするかが課題であり、あるスポーツ関連の企業からの仕事を
受けた際に、それに関連するコミュニティに相談してアドバイスをもらった例が挙げられています。
浜屋パネラからは、ブログ・SNSと創発に関する論文を作成したときに社内SNSに投げてアドバイス
をもらったが、関心が高い分野であったことだけでなく、女性メンバーが入っていたこともあったのでは、
と振り返っています。
このように、社員がEGMでつながることで新しい何かが生まれることが期待でき、実際に現場では
効果が出ている例もあるようです。ただしその繋がり自体は、仕事として作るものではなく、雑談で
あったり、リアルな交流会で出合ったり、女性メンバーが入っているから興味を持つというように、
インフォーマルな要因も多そうです。
(つづく)
投稿者 事務局 遠山 : 2008年04月07日 14:52
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