その他
Web2.0で有名な梅田さんのブログに、最近の若者の待ち合わせ方法に関するトピックがありました。
時間を決めずに「七時ごろに渋谷で」といったアバウトな約束をし、後は現地についてから携帯電話
で連絡するという手段ですね。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061018
私も梅田さんと同世代ですが、オフ会ではこのような待ち合わせはよくあります。
毎回、誰かしら遅れてくるので、「秋葉原駅前に5時」=>「PCショップの中に5時頃」
=>「秋葉原に5時くらい」と変化しています。
実際には1時間以上、遅れる人もいますから、会社の打ち合わせではあり得ないですね。
このように、各人の都合に合わせた自由な「参加」というのは、社内ブログ・SNSにおける
コミュニケーションのスタイルに近いと感じています(「インターバル・コミュニケーション」とでも
呼ぶのでしょうか)。
電子メールはその場で返信しないとそのまま埋もれてしまいますし、メーリングリストもちょっと
前のメールを掘り起こして投げかけるのは他のユーザに「今さら感」を与えるような気がします。
それに対して、社内ブログ・SNSには本人の想いや意見が時系列的に蓄積されており、
その人のパーソナリティの鏡像とも言えますから、ふと相手とコミュニケーションしたいと
思ったときに、社内ブログ・SNSにメッセージを書き込む、というスタイルなワケですね。

携帯電話同様、社内ブログ・SNSも新しいコミュニケーションのスタイルを作り出している
のかもしれませんね。
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その他
「小娘たちに飛距離で負けないための授業」というゴルフの本を買いました。
小娘というのは失礼ですが、宮里藍に負けないドライバーの飛距離を出そう
というテーマの本です。
著者は物理教育の専門家で、よくプロゴルファーやレッスンプロが言う教えについて
物理的にその正しさや誤りを証明しています。私も理系出身なもので、直感的に
信じられないことも、数式で証明されると「そうかもしれないなあ」と思ってしまいます。

プロゴルファーの方々は日々の練習の中で経験的に「こうすれば飛距離が伸びる」と
発見していくと思われますが、それをアマチュアにそのまま伝えても、筋力も、体格も
違いますし、アマチュアには長年のクセがついていますから、簡単には変えられません。
私もレッスンプロに習ったことがありますが、どうにも窮屈だし、すぐに結果が出ないと
やる気もなくなりました。でも、この本のように経験的知識としての「プロの格言」と
物理的証明がセットになっていると、自然に受け入れられます(効果は出ていませんが)。
業務に関しても、経験的知識と論理的な裏づけがセットになっていると、他の社員に
伝わりやすそうですね。そのためには、自分の業務やそこで培ったノウハウを分析的に
見直すことも必要と思います。
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マイケル・ポランニーさんの「暗黙知の次元」では、暗黙知は自転車の乗り方から
不随意筋の動きまで「体で覚える」知識を示しています。
「右に傾いたから、左のペダルを踏んで・・・」とか考えていたら転んでしまいますから、
知識というより条件反射に近いですね。
暗黙知自体を文章化することはできませんから(本を読んだだけで、自転車に乗れたり、
泳げるようにはなれませんよね)、暗黙知を覚えるための知識(暗黙知のメタ知識)や
それを支援するための知識( 〃 )を整理して、マニュアル化することが大切ですね。

本人のメタ知識としては「まず緩やかな下り坂でバランスを取ることから練習する」、
指導者のメタ知識しては「後ろから荷台をつかんで、支えながら一緒に走る」といった
ものがありますね。
業務で感じるのは、
・そもそもOJTと称してきちんとした指導が行われてない
・現場の担当者が片手間で教えているため、指導者としてのメタ知識がない
・本人も自己流で業務を覚えるため、メタ知識として他人に伝えられない
といった問題です。
趣味のスクールに行くと、「日記を付けなさい」と言われるのですが、日々発見したことを
社内ブログに書いていくと自分としても、また他の社員としても、有用な気がします。
また、それを引用して、別の社員がプラスアルファをしていくことにより、メタ知識として
洗練されていくように思えます。
ただ、学ぶ方のメタ知識は良いですが、教える方のメタ知識は社内ブログに書きづらい
かもしれませんね。「○○君は物覚えが悪いから、このように工夫して・・・」とか日記に
書いたら、部下がショックを受けそうですし。
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その他
先週、避暑地からの帰り、高速道路で渋滞が発生していました。
カーナビの案内に従い、高速道路から降りて一般道を走りましたが、
案内ルートが頻繁に変わり、同じ道を行ったり来たり。
同じ道路を三往復した所で、カーナビの故障と考え、再度、高速道路
に乗ったところ、渋滞とは言え、比較的順調に帰ることが出来ました。
そこでふと気がつきましたが、都内のように出発点も目的地も
バラバラの状況であれば、カーナビの渋滞迂回案内は有効ですが、
高速道路のように何十万台もの車が同じ目的地を目指した場合、
同じ機種のカーナビは同じ迂回ルートを一斉に示すことになります。
当然、裏道にたくさんの車が詰め込まれ、カーナビはルートを修正する、
この繰り返しにより、同じ道を行ったりきたりさせられたと想定されます。
高速道路が比較的順調だったのも、カーナビが一斉に高速道路を降りるよう
指示したためと想定されます。

これは「最適解の共有は最悪の結果をもたらす」という事例と考えられます。
個々の企業が顧客確保のために競って提供するユビキタス的なサービスが、
社会全体では問題を引き起こす可能性があるということです。
例えば、今週末、最も素晴らしい景色を見られる観光スポットの情報を
インターネットの観光案内サイトや携帯電話、カーナビで紹介すれば、
大混雑になることが想定されますね。
また、地震予知情報が携帯電話やカーナビで提供されたら安心と思いますが、
デパート内で携帯電話が一斉に地震予知情報を通知したら、どうなるでしょうか。
高速道路で一斉にカーナビで地震予知情報を通知したら、どうなるでしょうか。
ユビキタス社会では、誰でも「タイムリー」かつ「平等」に情報を得られるべきと
思いますが、それが不幸をもたらさないように考えることが重要ですね。
この間、デパートの中で火災報知機のベルが鳴りましたが、みんな知らん顔。
私も「どうせ誤動作だろう。本当ならすぐに店員から指示がある。」と思ってました。
信頼性が低いゆえに、スムーズに機能するというのも皮肉な話です。
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