ブログにしても、SNSにしても、従来のグループウェアやその他のナレッジシステムにしても、システムを導入しただけでは使われません。便利な機能がたくさんあるという理由だけで、これらのシステムが普及していくなんていうことは絶対にありません。企業で情報システム部門がシステムを導入し、上司が「便利だよ。さあ、皆、使って!」というだけではイントラブログは広まりません。そう簡単に利用者が情報発信をしないからです。
情報発信をしない理由はいくつかに分けて考えることができると思いますが、少し考えてみましょう。
ブログにしても、SNSにしても、従来のグループウェアやその他のナレッジシステムにしても、システムを導入しただけでは使われません。便利な機能がたくさんあるという理由だけで、これらのシステムが普及していくなんていうことは絶対にありません。企業で情報システム部門がシステムを導入し、上司が「便利だよ。さあ、皆、使って!」というだけではイントラブログは広まりません。そう簡単に利用者が情報発信をしないからです。
情報発信をしない理由はいくつかに分けて考えることができると思いますが、少し考えてみましょう。
続きを読む "企業内で情報発信しない人、できない人、続かない人"
私が所属するNEC 企業ソリューション企画本部では、Web2.0時代の新しい情報共有・コミュニケーションの仕組みとして全社共通のプラットフォームを構築するべく、2年近く前からイントラブログ・SNSを実践してきています。参加者達は、このブログ・SNSの活用により、非常に貴重なエクスペリエンスを積み続けてきており、ネットの世界で起こっている新しい潮流のミニュチュア版をイントラネット内で実体験することにより、素肌感覚で新しい潮流を感じとりはじめています。
このことは、enNetforumの第2回「SNS, blog, RSS, Wiki等を活用した業務改革研究会」(2006年3月2日)でも「社内ブログ活性化奮闘記」としてご紹介させていただきましたが、その後の状況の変化や新たに行った試みなども含めて、この場で少しずつご紹介させていただこうと思います。
アメリカの心理学者マズローの欲求段階説には、実は6段階目があって、それは「コミュニティの発展」だったという説があります。
コミュニティ発展欲求(Need for Community Development):
地域社会や国家そして地球全体など、自分が所属するコミュニティ全体の発展を望む欲求
皆さんご存知だと思いますが、マズローの欲求段階説は「人間の欲求は低次元のレベルから始まり、段階を経てより高次元のものへと昇華されていく」というもので、下位の欲求が満たされてはじめて上位の欲求を感じるようになるのだそうです。これまで5段階の欲求として提唱されていて、「自己実現の欲求」が最高位の欲求として知られていました。しかし、「マズローは晩年になってから実は6段階目を付け加えようとしていた」ということをマズローの周囲にいた人が最近になって証言したのだそうです。

続きを読む "マズロー「コミュニティ発展の欲求」とWeb2.0の潮流"
ネット上の有名ブロガーの方々から、「ブログを書くと運が向いてくる」というような話を良く聞きます。私の周辺でもこの1年間かなりアクティブに社内ブログを使ってみて、この説はアクティブユーザの間では納得感が大きいと話し合っています。分からない人達にブログの良さを説明するには、「運が向く」という言葉は分かりやすいと思いますが、この話は実は「運」という言葉だけで済まされてしまう現象ではなく、実はWeb2.0の潮流の本質をついているのではないかと私は考えています。
はてなの近藤さんが書かれている「ブログで人材採用」の話を例に取ってみましょう。私の同級生の中島聡さんも、以前、「就職・転職活動にブログを利用すべき時代が来ている」で興味深い記事を書いていましたので、まずはご一読いただれば幸いです。
ネットの世界で起こっていることは、自分で実際に使ってみて、体験してみなければ本当に理解できたことにはならないのではないかと感じています。お店の店頭で売っているリアルな商品であれば、それを実際に手にとってみて、概観を見て、お店の人に説明を聞いたりして、何となく分かった気にはなるのですが、ネットの世界は、それがパソコンの画面などを介してバーチャルの世界に自分から入り込むことで体験することができるわけです。
先日、とあるセミナーで講演者の方が300人の聴衆に「この中でWeb2.0という言葉を聴いたことがある人は?」と聞いたところ、ほとんど全員が手を上げたのですが、「それでは、Web2.0ってどういうことだか分かっている人は?」と質問しなおしたところ、手を上げたのは私を含めて2人だけでした。その瞬間は少し驚いたのですが、聴衆の大半の方が年配の方々だったことから、「この人たちはきっとブログなんて書いたことがないんだろうな。。。」と思い、妙に納得してしまいました。
最近、私の周辺でも「Web2.0について教えて欲しい。」というような方が次々に現れるのですが、Web2.0を取り上げたネットの記事や雑誌の記事を断片的に読んでもみても、そこに書いてあることは理解できるのだけれど、結局Web2.0ってどういうことなのか良く分からない。ましてや、自分の関わっているビジネスにどういう影響を及ぼすのか、あるいは積極的にWeb2.0的な活用をすることによって、どういう効果があるのかはさっぱり、という感じのようです。